ストリートダンスとヒップホップダンスの違い
こんにちは！新潟ダンススールリアンの池田です。
今回は知っておきたい「ストリートダンスとヒップホップダンスの違い」のお話をさせて頂きます。
☆☆ ストリートダンスってどんなダンス？ ☆☆
ストリート=路上で踊るダンスのことです。
ストリートダンスの歴史はまだ短く、１９７０年代はじめにアメリカで生まれました。
１９７１年に全米で放映されたダンス音楽番組がストリートダンス誕生のきっかけでした。そのダンス音楽番組には、アーティストによるライブ演奏と、その音楽に合わせてダンサーがダンスパフォーマンスする企画がありました。
毎回、豪華なアーティストが出演しており、特に高い視聴率を得ていました。若者がその番組のダンスを真似したり、番組にダンサーとして出演することを夢見て、路上でダンスをはじめたのがストリートダンスの始まりなんですよ。
ストリートダンスはダンスの種類ではありません。様々な種類のダンスの総称なんです。
例えば
ヒップホップ、ブレイク、ロック、ポップ、ソウル、ハウス、アニメーションなどは
ストリートダンスの中の１つになるんですよ。
☆☆ ヒップホップダンスってどんなダンス？ ☆☆
ヒップホップダンスはストリートダンスに属するダンスの種類です。
ヒップホップとヒップホップダンスは正式には別のものを意味しています。
ヒップホップとは１９７０年代のニューヨークのサウス・ブロンクス地区で生まれたサブカルチャーのことを指しています。
ブロンクス地区はいわゆるスラム街で、貧困にあえぐ人が多く住む、犯罪も多い荒廃したエリアでした。
その当時のニューヨークでは、若者たちを中心にディスコが大ブームしていました。しかし、スラム街のアフリカ系アメリカ人の若者たちはディスコに行くお金がありませんでした。
そこで、彼らは公園に集まりディスコを真似たパーティーをするようになります。
レコード・プレーヤーを使い、DJ役がレコードをし、みんなでダンスをし、MC役はラップを披露していました。
このパーティー文化が「ヒップホップ」と呼ばれるものなのです。もちろんこの中にはダンスも含まれていますが、主にブレイクダンスのことを指しています。
そしてヒップホップダンスは、ヒップホップカルチャーで生まれたブレイクダンスとソウルダンスなどが融合して進化したダンスのことを意味しています。
現在では数えきれないほどのダンスジャンルの要素が詰まっていて、ジャンル分けできないほど、形も自由なダンスです。
☆☆ まとめ ☆☆
ストリートダンスは様々なダンスの総称で、ヒップホップダンスはストリートダンスの中の１つのジャンルです。
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